ベビーカーは大切な我が子のために妥協できないですよね。しかし生活スタイルや予算によってはハイグレードモデル一択!とは決められないもの。
そこで『ベビーカーの購入を検討してる方』や『買うことは決めたけれどもどれがいいか迷っている』方へ、ベビーカー購入に至るまでの経緯や候補になったベビーカーをご紹介しながら、我が家ではここが決め手となった!というポイントをお話ししたいと思います。ご参考になりましたら幸いです。
ベビーカー購入のきっかけ
我が家は地域柄車移動が主であり、公共交通機関はほとんど利用しないことから、出産前はベビーカー購入は全く考えておりませんでした。そんな私たちがベビーカーを購入するに至ったきっかけは、生後4ヶ月になった息子と水族館に遊びに行った時にベビーカーをレンタルしたことです。
それまではどこに行く際も抱っこ紐を使用しておりましたが、肩や腰に負担がかかり、1時間半も抱っこ紐をつけているととにかく疲れてしまう。初めてベビーカーをレンタルしたときは「こんなに体が楽なのか!」と驚きました。抱っこ紐と比べて場所を取る・抱っこ紐とベビーカーどっちもはいらないだろうというところで敬遠していましたが、一瞬でベビーカーに惚れ込み購入を決意しました。
ベビーカーを選ぶ際のポイント
A型かB型か?
ベビーカーを購入するにあたりまず決めなければいけないのは、A型かB型かというところだと思います。
使用期間 | サイズ | 値段 | |
A型ベビーカー | 1ヶ月〜 | 作りがしっかりしている 大きく重い | 高額なものが多い |
B型ベビーカー | 7ヶ月〜 | 作りが簡易的 コンパクトで軽い | 比較的安価 |
我が家のお子はベビーカー購入を決めたタイミングで生後4ヶ月。今すぐ購入するのであればA型、あと3ヶ月待てるのであればB型もアリ、といった感じになります。
当時、3ヶ月待つのは考えられずA型で決まりとなりました。
金額
A型ベビーカーは安くても3万から、ハイグレードモデルとなると8万ほどのものもあるようでしたので、ベビーカーの機能がどこまで必要なのか、生活スタイルや予算とも相談しながらご家族の納得いくものを見つけられると良いのではないかと思います。
我が家の購入のきっかけ<水族館で借りたベビーカー>をイメージすると、しっかりしたものより、軽くて機能も最低限のもので十分だと考えました。なので、予算は3〜5万円以下くらいかなという感じで探し始めました。
重さ
A型ベビーカーは、最も軽いタイプのものでも約4キロほどありました。車での移動が多い我が家では、<片手で簡単に畳めて車の積み下ろしが苦ではない重さ>が重要なポイント。目安として、5キロ程度までであれば女性でも片手で問題なく持てるとの口コミを拝見していましたが、実際にお店で試しに持ってみようということで、何軒かお店に伺いました。
「軽ければ軽いほど助かるな」と考えていた一方で、軽いほど安定感がなく赤ちゃんが載っていない状態では荷物を掛けただけで倒れてしまうこともあるとのこと。軽いのを第一に取るか、安定感を取るか、というところはとても難しい点だと思います。
両対面かどうか?
7ヶ月以降使えるB型ベビーカーは背面式ばかりということから、大きくなってきたらどうせ背面式しか使わないだろうと思い、両対面になるかどうかは当初重要視していませんでした。お店に行った際に店員さんにも「B型ベビーカーを買うような気持ちで、軽くてシンプルな背面式のみのA型ベビーカーを買うのもあり」と説明され、確かにありかな〜と思ったほどです。
しかし次の子を考えると対面式は絶対欲しいですよね。対面式の方がお子の顔が見え安心出来るという思いもあり、両対面が必要かどうかは悩みポイントでした。
候補にあがったベビーカー
A型ベビーカーの中で『軽め』『予算3〜5万ほど』というところから下記の5点をまず候補としました。(予算オーバーしてしまっているものもございます)
- コンビ スゴカルα Light
- コンビ スゴカルエアー
- アップリカ カルーンエアー
- アップリカ クルリー
- アップリカ ラクーナクッション
以下に私たちがベビーカーを選ぶにあたり気にしたポイントをまとめました。
重さ | 公式税込価格 | 両対面対応 | オート4キャス | 特記 | |
コンビ スゴカルα Light | 4.8キロ | 49,500円 | ○ | ○ | 持ちカルグリップ(※1) |
コンビ スゴカルエアー | 3.9キロ | 38,500円 | ○ | ✖️ | 持ちカルグリップ(※1) |
アップリカ カルーンエアー | 3.9キロ | 35,200円 | ○ | ✖️ | |
アップリカ クルリー | 4.2キロ | 41,800円 | ✖️ | ➖ | イージーベルト、4輪フリー |
アップリカ ラクーナクッション | 5.3キロ | 61,600円 | ◯ | ○ | イージーベルト |
オート4キャス機能は、簡単に言えば対面式・背面式それぞれ押しやすいように自動でタイヤを調整してくれる機能です。両対面だけどオート4キャスがないコンビスゴカルエアーとアップリカラクーナエアーは少し不便かなと思ったため、我が家では候補から外れました。
またお店に行った時にアップリカのイージーベルトがとても楽で心惹かれました。一般的なベビーカーのベルトは5点留(肩ベルトと腰ベルトをパズルのように組み合わせて股ベルトに差し込むもの)が多いのですが、イージーベルトはマグネットの力でスッと吸い付くように簡単にベルトを装着することができます。(少し感動しました)
我が家では最終的に候補に残ったのは、アップリカクルリーとアップリカラクーナクッションでした。
最終択はクルリーかラクーナクッションか・・・詳しく比較します!
最後の最後まで迷ったのが、アップリカのクルリーとラクーナクッションでした。
この2台に関して詳細をご紹介したいと思います。
アップリカ クルリー
https://www.aprica.jp/products/babycar/detail/nonreversible_lw/cururee/
クルリーの強みポイントはなんといっても『4輪フリー』。エレベーターなどの狭い場所やスーパーの通路で真横に移動したいとき、カフェやレストランベビーカーをもう少しだけ近くに寄せたいとき・・・そんなシーンでとても便利な機能です。対面式にすることはできませんが、重さは4.2キロとラクーナクッションより軽く、操作性や取り回しは抜群だと思います。
アップリカ ラクーナクッション
https://www.aprica.jp/products/babycar/detail/reversible_lw/luxuna_cushion_ae/
ラクーナクッションは両対面可能で、「頭マモールパッド」にプラスして「腰マモールパッド」がついており、クルリーよりもクッションがしっかりしているなという印象でした。幌の長さもフロントガードあたりまですっぽり覆うことができるので、赤ちゃんが寝てしまった時も安心です。
違いをまとめました
重さ | 金額 | 両対面 | リクライニング | 幌 | 作り | |
クルリー | 4.2キロ | 41,800円 | 背面のみ | 119°~154° | 浅め | コンパクト |
ラクーナクッション | 5.3キロ | 61,600円 | 両対面 | 118°~166° | 深め | しっかり |
リクライニングにはそれほど差はないように感じますが、お子様がよりフラットが好きな場合などはリクライニングの範囲は広めの方が良いのかなと思います。安全性についてはどちらも衝撃吸収設計を採用しているようで1ヶ月の赤ちゃんから安心して使用することができます。
私たちが一番気になった違いは、赤ちゃんの頭の周りの生地の違いでした。クルリーは頭の周りが一面メッシュなのに対して、ラクーナクッションはクッションで覆われています。夏の暑い時期はメッシュの方が涼しくいいと思いますが、まだ子供が小さくてしっかり守ってあげたい!という場合にはクッションの方が魅力的ですよね。
「コンパクトなB型ベビーカーに近いものが欲しい!」方はクルリー、
「軽めなモデルの中でもしっかり機能が欲しい!」方はラクーナクッションがおすすめです。
最終的に購入したベビーカーは?その決め手は?
すごく迷い何度もお店に足を運んだ結果、我が家は『ラクーナクッション』に決めました!
https://www.aprica.jp/products/babycar/detail/reversible_lw/luxuna_cushion_ae/
ラクーナクッションを実際使用してみての感想
○5キロほどでクルリーよりは重いが、車の載せ下ろしに問題なく案外軽い。
○対面式になることが案外重要だった。相互の様子がわかりお互い安心できる。
○幌がしっかり下がることでお子のパーソナルスペースが守られている安心感がある。また寝てしまった時も幌がしっかり包んでくれるので安心。
✖️気になった点は対面式にして押した際に足が当たること。
△ハンドルの高さ調整機能がないので、夫婦で身長差がある場合は少し使いにくいかも?
(今後も使用していき、新しく気づきがあった場合は更新していきたいと思います!)
購入先はAmazon公式がおすすめ
我が家で購入したラクーナクッションは定価が6万円を超え、店舗で割引されていても5万円台後半と、予算をかなりオーバーしていました。そこでダメもとでAmazonアップリカ公式を覗いてみたところ、なんと4万円台前半の金額でお取り扱いされていたのです!
アップリカ公式からのお取り扱いなのでネットショッピングでも安心です。下記にリンクを貼りますので、気になった方はぜひ覗いてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ベビーカーを選ぶにあたり我が家で重要だったポイントや、購入後の使用感をレビューしました。
大事な我が子のために後悔したくないベビーカー選び。私達の体験が今後購入される方の参考になればとても嬉しいです。