母乳で育てるかミルクで育てるか・・・子育てをするママの永遠の悩みの一つですよね。育児をする時代によっても母乳推奨かミルク推奨かも変わってくるのでなかなか頭を悩ませます。
現在私はミルクで赤ちゃんを育てていますが、スタートは混合でした。
今回は私が混合から完ミにした理由と、私が思う完ミのメリットをお話ししたいと思います。
また併せて私が混合から完ミに移行したスケジュールも掲載しました。
完ミしたいけど踏ん切りがつかないという方の助けになれたら嬉しいです。
完ミにした理由
母乳を続けるのに不安な気持ちがあった
私は産前から母乳育児に抵抗があり、赤ちゃんの免疫のために初乳は飲ませたいとは思っていたものの、その後はミルクにしていきたい考えがありました。直母でなければ大丈夫かな?と思い、搾乳を考えた時期もありましたが、授乳と授乳の間で搾乳をする必要があり睡眠時間が削られます。
旦那さんも私の考えに賛同してくれたため、我が家ではミルク育児を選択することとなりました。
混合が一番手間がかかる
混合は、母乳とミルク両方の手間がかかります。最初に母乳をあげる準備をして飲ませ、その後ミルクを急いで作って飲ませます。哺乳瓶の消毒も必要です。ミルクのみ・母乳のみの育児と比べると多くの時間がかかり、その分睡眠時間も減ることに・・・。
2週間健診の際に病院の助産師さんには、「もう少し頑張ってみてはどうか」と言われましたが、その頃にはミルクに移行していく気持ちが固まっていました。
徐々に母乳の回数を減らしていき完ミへ
産後入院中は助産師さんの介助もあり、授乳のたびに母乳+ミルクで続けていました。「ミルクをあげなくても頑張れば母乳で行けそう」と言っていただけたこともありましたが、正直私は産前から完母のつもりが全くなかったため混合で育てていました。
退院後は胸の張りと相談しながら、母乳は1回おきにして・・・1〜2週間ほどしたら2回おきにして・・・というように徐々に回数を減らしていき、乳房炎になることもなく1ヶ月健診までに完ミへと移行することができました
スケジュール
入院中(生後1週間目)
毎度混合でした。
当初は授乳のたびに左右5分ずつ2往復していましたが、乳頭に痛みがある場合は1往復でもOKと言われ、退院前は左右5分ずつ1往復の習慣ができていました。
退院後(生後2週間目)
体を休めたかったので深夜の授乳1度だけは絶対旦那さんにミルクをあげてもらっていました。
それ以外は概ね混合で左右5分ずつ。ママが母乳の気分ではなく胸が張っていないタイミングがたまにあり、その時はミルクのみでした。
この頃は1日8回授乳タイミングがありましたが母乳の回数は8回から6回ほどへ減りました。
生後3週間目
張り具合と相談しながら、母乳は概ね授乳タイミング2回に1回、左右5分ずつ
徐々に母乳の回数を減らし1日3〜4回ほどになりました。
生後4週間目
この頃にはさらに母乳の間隔を開けて、1日2回にしました。
併せて左右5分ずつから時間を減らし、左右2〜3分へ。張りが全くないなーと確認し母乳をやめました。
大まかな流れですが、こうして私は混合から完ミへと移行しました。
あくまで私の場合はこの経過で乳房炎になることはありませんでしたが、可能なら母乳外来や助産師外来で相談されながら母乳を減らしていくことをおすすめします!
ミルクのメリット
実際に混合から完ミに移行した私が、ミルクの方が良かった!と思う点をご紹介します。
パパもミルクをあげられる!
1番のメリットはパパもミルクをあげられることですね!
母乳育児だとママの体調が優れない時でもママしかあげられないですが、ミルクならパパもあげられます。ミルクの時間は赤ちゃんとの大切な触れ合いの時間なので、パパにも共有できるのは大きなポイントです。
飲んだ量が明確にわかる
母乳やミルクの量は子育て中のママパパなら誰しも心配になってしまうポイントだと思いますが、飲んだ量が明確にわかるのがミルクのいいポイントです!
母乳は何分間と時間で計るので実際どのくらい赤ちゃんが飲めているのかはわからないものです。しかしミルクなら明確に何ml飲めていると把握できます!赤ちゃんの体重があまり増えてないかな?逆に体重が増えすぎているかな?というときでも量の調整がしやすいですね。
食生活や服薬が自由
母乳育児の場合は食べたものが母乳に影響するので食事に気を付ける必要があったり、アルコール、カフェインも控えるよういわれています。加えて体調が悪いときでも薬の服用が難しく、赤ちゃんのために毎日気を配って生活する必要があります。
頑張っているママはすごいと思います。
ミルク育児なら、具合が悪いときは薬を飲んで早めに回復することができますし、産後のお酒やカフェインが自由という利点があります。
我が家では、「はいはい」を使用しています!
個人差はあると思いますが、息子の場合ははいはいを飲んでいて、生まれてこの方、酷く下痢になったり便秘になったりすることは現在までありません。
ブロック型のほほえみミルクは計量の手間が省けます。特に深夜にミルクをあげる時に活用すると便利です。
缶に液体ミルクが入っているタイプのものは、我が家は被災時などの緊急用で用意していました。
また、缶ミルクとアタッチメントもしくは哺乳瓶だけ持っていけばミルクをあげることができるので、外出時に活用するととても楽です。
哺乳瓶は母乳実感を使用していました。混合や完ミ育児の方は3本以上あったほうがいいと思います。
私は、産前はガラス1本&プラスチック1本の合計2本を用意しましたが、退院した次の日にはプラスチックをもう1本を買い足しました。
ちなみに、ガラスの哺乳瓶は温度調整がしやすいメリットがあり、プラスチックは軽いので持ち運びしやすいメリットがあります。まずはどっちも1本ずつ買うと特徴がわかりやすいと思いますが、ご自身の生活を考えた際に必要な方を用意することをお勧めします。
サイズですが、個人的にはずっと使えるように240ml一択です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は私が完ミにした理由と、私が思う完ミのメリットをお話ししました。育児に一番大事なのはストレスなく子育てできることだと思います。実際私は混合から完ミに変えてとても楽になりました。
私の場合は息子が完母に固執するタイプじゃなかったのも幸いして、とてもスムーズに完ミに移行できました。
育児のスタイルは人それぞれですが、完ミにしたいけど踏ん切りがつかない・・・という方の助けになれば嬉しいです。